語呂合わせ
進行、一(451)気に、カタラウヌムの戦い
カタラウヌムの戦いは、西ローマ帝国とゲルマン人の連合軍が、フン人のアッティラ王を破った戦いです。
目次
アッティラ大王の出現
フン人はドナウ川中流のパンノニア(現在のハンガリー)に拠点を置いていました。
フン人の中からアッティラ大王が出現すると、最盛期を迎え、中央アジアから現在のドイツまで支配する大帝国を築きました。
カタラウヌム平原で激突
そして、西ヨーロッパに侵入することで、西ローマ帝国とゲルマン人の連合軍と衝突しました。
激戦の結果、アッティラ軍は大打撃を受けて本拠地に退きました。
ヨーロッパを救った戦い
この戦いで西ローマ帝国側が勝たなければ、フン人がヨーロッパを支配していた可能性があり、西ヨーロッパの歴史は大きく変わっていたかもしれません。
そのことから「ヨーロッパを救った戦い」と称されることもあります。
ローマ教皇レオ1世による説得
カタラウヌムの戦いの翌年、アッティラ大王はイタリアに侵攻しました。
しかし、ローマ教皇レオ1世による説得でローマ侵攻を断念しました。
アッティラ大王は、その帰り道で急死しました。
帝国の衰退は止められず
その後、西ローマ帝国は、衰退を止めることはできず、ゲルマン人によって西ローマ帝国は476年に滅亡することになります。
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