527年 ユスティニアヌス帝の即位

ユスティニアヌス帝
ユスティニアヌス帝
語呂合わせ

こんにち、名(527)広まる、ユスティニアヌス帝の即位

ユスティニアヌス帝は、東ローマ帝国ビザンツ帝国)の皇帝であり、帝国の最盛期を築いた人物の一人です。

旧ローマ帝国の復活を目指しました。

目次

ローマ法大全の編纂

ユスティニアヌス帝は、法律を整理・統一し、ローマ法大全を編纂しました。

ローマ法大全は、勅法集法学説法概論の3部からなり、ヨーロッパの法体系に大きな影響を与えました。

ハギア=ソフィア大聖堂の建設

コンスタンティノープル(現在のイスタンブール)にハギア=ソフィア大聖堂聖ソフィア聖堂)を建てました。

ビザンツ様式で大ドーム円屋根)とモザイク壁画が特徴です。

この教会は、建築時期が6世紀にも関わらず、高さが54mもありました。

西方領土の拡大

旧西ローマ帝国領をゲルマン人から奪い返すために、西方に軍を派遣しました。

ヴァンダル王国を滅亡させる

北アフリカのヴァンダル王国が内紛で混乱すると、軍を送りカルタゴを占領し王国を滅ぼしました。

東ゴート王国を滅亡させる

イタリアの東ゴート王国から、イタリアを奪還し、東ゴート王国を滅亡させました。

しかし、戦争が20年も長期化したため、経済的な損害も大きく受けました。

西ゴート王国からイベリア半島南部を奪い返す

西ゴート王国から、イベリア半島南部(現在のスペイン)を奪還しました。

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