658年 蝦夷・粛慎の征討

阿倍比羅夫
ヒグマを生け捕る阿倍比羅夫
語呂合わせ

無言でや(658)り抜く、阿倍比羅夫の蝦夷・粛慎の征討

斉明さいめい天皇は、阿倍比羅夫あべのひらふを東北に派遣し、蝦夷えみし粛慎みしはせの征討を行いました。

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蝦夷の征討

阿倍比羅夫は水軍を率いて日本海側から秋田地方へ到達しました。

そして、この地の蝦夷を服属させ、さらに北方へ進出しました。

粛慎の征討

さらに北に進んだ阿倍比羅夫は、粛慎と交戦し撃退しました。

阿倍比羅夫の遠征によって、日本の朝廷は東北地方への影響を強めました。

しかし、蝦夷や粛慎の完全な支配には至らず、その後も東北地方では独立勢力が存続しました。

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