前1830年 バビロン第1王朝の建国

ハンムラビ
ハンムラビ王(左)と正義の神シャマシュ(右)
語呂合わせ

一派さかえ(前1830)る、バビロン第1王朝の建国

セム語系遊牧民のアムル人アモリ人)がバビロン第1王朝古バビロニア王国)を建国しました。

都は、バビロンに置きました。

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アムル人の台頭

バビロン第1王朝の成立は、アッカド王国やシュメール文明が衰退し、メソポタミア地域に多数の都市国家が分立した時代に起こりました。

バビロン第1王朝を建国したのはアムル人というセム語系の民族で、彼らは遊牧民から定住し、メソポタミア各地に小王国を築いていました。

その中でバビロンが勢力を伸ばして王朝の中心となりました。

ハンムラビ王 ― 全メソポタミアを再統一

第6代目の王ハンムラビは、全メソポタミアを再統一し、広大な領土を築きました。

彼は「ハンムラビ法典」を編纂したことでも知られています。

ハンムラビの統治下でバビロンは政治、経済、文化の中心地となり、メソポタミア全域を支配する大国へと成長しました。

バビロン第1王朝の衰退と滅亡

ハンムラビの死後、後継者たちは王国を維持することができず、次第に弱体化しました。

最終的にバビロン第1王朝は、ヒッタイトによる攻撃を受けて滅亡しました。

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