752年 大仏開眼供養

東大寺の大仏
奈良の大仏
語呂合わせ

名も豪に(752)、東大寺大仏の完成

覚え方

752年の大仏開眼供養は、552年の仏教伝来(壬申説)から「200年後」である。

東大寺盧舎那仏るしゃなぶつ(奈良の大仏)が完成し、開眼供養かいげんくよう聖武しょうむ上皇孝謙こうけん天皇の出席のもと行われました。

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開眼供養

開眼供養とは、新しく造られた仏像に魂を入れる儀式です。

仏像はただの彫刻ではなく、仏の力が宿るものと考えられていたため、開眼の儀式によって初めて仏としての役割を果たすとされました。

行基の尽力

聖武天皇は、大仏建立を発願したものの、国家だけの資金では完成が困難でした。

そんな中、僧侶の行基ぎょうきは各地を巡り、大仏造立の意義を説き、民衆から労働力や資金を集めました。

しかし、開眼供養の直前に亡くなったため、儀式には参加できませんでした。

盛大な法要

約1万人の僧侶と多くの貴族、庶民が参加したといわれています。

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