語呂合わせ
急務(96)、五賢帝時代始まる(ネルウァ帝の即位)
語呂合わせ
『寝るトラ、歯あまる』(五賢帝の順番)
寝る = ネルウァ
トラ = トラヤヌス
歯 = ハドリアヌス
あ = アントニヌス=ピウス
まる = マルクス=アウレリウス=アントニヌス
ローマの五賢帝時代は、5人の優れた皇帝であるネルウァ、トラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス=ピウス、マルクス=アウレリウス=アントニヌスが治めていた約100年間の時代のことをいいます。
目次
ネルウァ ― 最初の五賢帝
ネロ帝の死後、政治的混乱を収めるため元老院が皇帝に選んだのが、ネルウァ(またはネルヴァ)です。
64年 ネロ帝のキリスト教徒迫害
語呂合わせ 無用(64)の弾圧、ネロ帝のキリスト教徒迫害 ローマ大火が発生したとき、ネロ帝が放火を命じたという噂が広まりました。 この噂を消すために、ネロ帝はキリ…
当時、70歳近いネルウァは、元老院や軍隊に人気の高い将軍トラヤヌスを養子にして後継者としました。
即位後15ヶ月で病没しています。
トラヤヌス ― ローマ帝国の最大領土
トラヤヌスは、ヒスパニア出身の
117年 ローマ帝国 最大領土になる
語呂合わせ いいな(117)、ローマ帝国 最大領土になる 五賢帝の2番目の皇帝、トラヤヌス帝の時代にダキアとメソポタミアを征服し、ローマ帝国は最大の領土になります。…
ハドリアヌス ― 辺境防備
ハドリアヌスは、ブリタニアに「ハドリアヌスの長城」を築くなどの辺境防備に力を入れました。ハドリアヌスの長城は、北方のケルト人の侵入を防ぐために築かれました。
アントニヌス=ピウス ― 内政を重視
アントニヌス=ピウスは、内政の安定化に努めました。
マルクス=アウレリウス=アントニヌス ― 哲人皇帝
マルクス=アウレリウス=アントニヌスは、ストア派の哲学者でもあり、