前149年 第3回ポエニ戦争（第三次ポエニ戦争）

第3回ポエニ戦争では、小スキピオ（スキピオ・アエミリアヌス）率いるローマ軍がカルタゴの市街地を徹底的に破壊し、カルタゴは滅亡しました。

小スキピオは、第2回ポエニ戦争で活躍したローマの将軍 大スキピオの義理の孫です。

地中海貿易で繁栄するカルタゴ

第2回ポエニ戦争で敗北したカルタゴは、事実上ローマの支配下に置かれましたが、地中海貿易に力を入れることで、復興が進みました。

カルタゴの滅亡 ― 「カルタゴ滅ぶべし」

カルタゴの復興に憂慮したローマは、この状況を危険視しスキピオの孫の小スキピオを派遣しました。

小スキピオは、カルタゴを徹底的に破壊し、カルタゴは滅亡しました。

元老院議員のカトーは、「カルタゴ滅ぶべし」と言ったといわれています。