前31年 アクティウムの海戦

アクティウムの海戦
語呂合わせ

才(前31)散る、アクティウムの海戦

オクタウィアヌスは、プトレマイオス朝の女王クレオパトラと結んだアントニウスアクティウムの海戦で敗りました。

目次

アントニウスとクレオパトラの同盟

アントニウスとクレオパトラ
アントニウスとクレオパトラの出会い

アントニウスは、ローマの東方の担当として、エジプトに行き、エジプトの女王クレオパトラと同盟関係を築きました。

さらに、アントニウスは、クレオパトラに東方領土を譲り渡すことを約束しました。

アクティウムの海戦

アントニウスの行動に対して、オクタウィアヌスはローマに対する裏切り行為として非難しました。

そして、エジプトに侵攻し、ギリシア西岸のアクティウムで海戦が勃発しました。(アクティウムの海戦

戦いは、クレオパトラの艦隊が戦場を離脱することで混乱をきたし、アントニウスは敗北し、オクタウィアヌスの勝利に終わりました。

ローマの「内乱の1世紀」の終結

オクタウィアヌスが、アントニウスを倒すことで権力を確立し、内外に安定をもたらしました。

こうして、ローマに続いていた「内乱の1世紀」は終結しました。

地中海全域を支配 ― 「我らの海」

アクティウムの海戦の後、アントニウスとクレオパトラは自害し、プトレマイオス朝エジプトは滅亡しました。

その後、ローマはエジプトを属州とし、地中海世界を統一しました。

ローマ人は、地中海全域を「我らの海」と呼びました。

その後、オクタウィアヌスは元首政を開始することになります。

この時代に興味を持つために ― 漫画『クレオパトラ』

まんが人物伝クレオパトラ』は、世界史を学ぶ人にとって興味深い一冊です。この漫画は、エジプトの女王クレオパトラの波乱に満ちた生涯を、小中学生でも読みやすい文体で丁寧に描いています。クレオパトラがどのようにして権力を握り、ローマとの関係を築いたかが分かりやすく説明されており、時代背景を理解するのに役立ちます。

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