前478年 デロス同盟

ペルシア戦争後、ギリシアはアケメネス朝ペルシアの再攻に備えて、アテネを中心とした軍事同盟を結成しました。

これをデロス同盟といいます。

デロス同盟 ― アケメネス朝ペルシアへの備え

第3回ペルシア戦争後、ギリシア世界はアケメネス朝ペルシアが再度侵攻してくることに備えて、アテネを盟主とするデロス同盟を結成しました。

デロス島に海上基地を設置したため、デロス同盟と呼ばれています。

加盟したポリスは、軍資金を払うことになりました。

アテネが同盟を私物化

時が経つにつれ、アテナイが同盟を支配的に運営し始め、同盟の金庫をデロス島からアテネに移しました。

また、アテネのパルテノン神殿の建設にもデロス同盟の資金を使用し、各ポリスの反感を買いました。

この不満は、後のペロポネソス戦争の一因となりました。