前625年 新バビロニアの建国

バビロンの空中庭園
バビロンの空中庭園
語呂合わせ

労に答(前625)える、新バビロニアの建国

ナボポラッサルは、アッシリアから独立を果たし、新バビロニア王国(カルデア王国)を建国しました。

ナボポラッサルはカルデア人であったため、新バビロニアはカルデアともいいます。

目次

アッシリア帝国の崩壊

アッシリアの最盛期を築いたアッシュル=バニパルの死後、政治的に不安定な状況が生まれました。

ナボポラッサルは、この隙をつきアッシリアから独立を果たしました。

その後、メディア王国と同盟を組み、アッシリアの首都ニネヴェを陥落させました。

ネブカドネザル2世が最盛期を築く

ネブカドネザル2世
ネブカドネザル2世とその妻

新バビロニア王国の最盛期は、ナボポラッサルの息子ネブカドネザル2世の時代に訪れます。

彼は、有名な「バビロンの空中庭園」を築いたとされています。

バビロン捕囚

ネブカドネザル2世はユダ王国を征服し、多くのユダヤ人をバビロンへ連行しました。

この出来事は「バビロン捕囚」として聖書にも記録されています。

新バビロニアの滅亡

バビロン
バビロン

新バビロニアは、ネブカドネザル2世の死後、内政が不安定となり、徐々に弱体化しました。

最終的には、アケメネス朝ペルシアキュロス2世によって征服され、新バビロニアは終わりを迎えました。

目次