語呂合わせ
異民族の
遷都以前を西周、以後を
目次
周の東遷 ― 犬戎の侵入で西周が滅亡
西方の遊牧民 犬戎が、周の都 鎬京を奪い、周の幽王を殺害すると、子の平王は、都を洛邑に遷しました。
これを
春秋時代 ― 歴史書「春秋」に記録された時代
周の東遷から春秋時代は始まります。
孔子が編集した魯の歴史書
尊王攘夷 ― 覇者が掲げたスローガン
周の東遷によって、周王は、洛邑のみを支配する地方勢力になってしまいます。
しかし、周王の権威は残っていました。
有力諸侯は、「周王を尊び、夷狄を打ち払え」という尊王攘夷の思想を掲げて、会盟をつくり、自らは盟主となりました。
会盟の盟主になった諸侯を
春秋五覇
覇者の中でも、特に有力なものを春秋五覇といいます。斉の桓公と晋の文公が有名です。